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  トップ > 妄想工学研究所 > コラム

Feb
13
2010
ふわり、舞う
[2010年2月13日 22:59]  非論理
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 今年は茨城にも雪がよく降ります。

 日本海側で湿った空気は、大概日本列島の中心までの山脈で雪を降ろしてしまい、関東平野には乾いた「からっ風」が吹くものなんですけれど。

 ことしの雪は南西から日本列島に沿って北上している感じ。まるで秋の長雨の様。だから関東でも雪が降るんでしょう。

 

 病院にしろ、高層物の上階でみる雪は地表効果が無いからあまり綺麗に舞いません。風も強いなら吹雪になります。

 自宅の部屋の窓からみる雪は、地表近くでふわりふわりとゆっくり舞います。真っ白な桜の花びらの様に見えて。

 どちらも無に帰す前の儚さと、その瞬間の美しさ。それは日本人が好きな情景です。

(小田和正の作品が日本人に受ける理由と同じ、と言っていいかと)

 

 でも、プログラムでシミュレートしたら大変そうな動きですよね。まるで、「気まぐれな意思」を持った妖精の様な。これも美しく思える所以なのかもしれませんけれど。

 

 

 

 どうせもう自分じゃ乗れない(マニュアル・シフトですから)ので、車を処分しました。レガシィBG5・・・MEDIO君のと色違い(紺)なんですが、もったいないというのでSTIの240kmメーターだけは外してもらいました。さて、暖かくなったら保険金でAT車を買おうかな。(笑

 

 

 反して。

 痛み止めの薬が、どんどん増えていきます。脳波、MRA,MRI、CTと調べても原因はどこにも無くて、たぶん(壊れた)神経のせいと説明されています。だから対症療法。だからたぶん薬が減ることはないんでしょうね。僕自身が感じることをなくさない限りは。

 


Dec
26
2009
選挙
[2009年12月26日 05:04]  非論理
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 まずはYahoo!の意見広告「来年も今年と同じ選挙でいいですか?」

 

 選挙に関する情報源の拡大にインターネットを解禁しよう、という趣旨の署名活動らしいです。まあ楽天の薬のネット通販の署名と同じで、自分のスペースを確保しようとしている臭いが隠しても漂っています。所詮は営利目的の企業ですからしかたありませんよね。

 

 常々、MEDIOなんかと話している「物事の本質を考察する」で考えれば、当Blogではこんな結論になります。

「情報公開・発信は、一定のルールを設けて自由に」

「選挙自体は、インターネットで出来ない方が良い」

 

 どちらに対しても、理由は同じ。「簡単・手軽だから」です。

 政治家(屋?)の政策の方向性やマニフェストは、出来れば手軽に調べたり比較出来る方が良いということは誰にでもわかるでしょうし、必要だと思います。「ルール」についてですが、決まりごとが無いと他の候補者の誹謗等、泥仕合が始まるからです。(直接の名指しでは無くても、揚げ足取り合戦になるのは現在の自民党の総裁の発言見ててもわかる通りですね)

 そして、手軽だからこそ商売のネタにされやすい訳です。すでにYahoo!は某政党と近づいているみたいですしね。金が絡むと公平な情報供給は不可能です。読売新聞が巨人軍のタイコ持ち記事ばかりなのと同じ様に、利害が生まれれば天秤は傾きますから。

 

 選挙自体は、「簡単に投票出来ると投票率が上がる」という意見が聞かれますが、ちょっと考えてみましょう。

 まず、「投票率が上がる」=「政権選択に間違いが少なくなる」、という式は絶対に成り立ちません。

 匿名掲示板の住人あたりが、面白おかしく考えずに投票した先がカルト宗教集団、ということだっていくらでもありうる事です。要は、「真剣に政治を考えている人が投票する」という事が大切なのです。もちろんそんな人たちが増えて投票率が上がるのなら、何も問題はありません。

 

 「選挙に行く」という事は「自分達の生活の行き先を任せる人たちを真剣に選ぶ」という事です。それ相応の覚悟をしなくてはいけませんし、もちろん結果に対して「投票した責任」を持つべきです。間違った政治をする政治屋がいるなら政治屋を糾弾するだけではなく、それを選んだ自分達も悪いのだという考えが必要です。

 

 


Dec
19
2009
MOSFETの動作原理について~Wikipediaの間違い
[2009年12月19日 13:25]  非論理
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 こんな事を書くと、先日の「オーディオ学騒乱」と一緒で「火に油を注ぐ」事になりかねません。

 ですが、間違った事とかを公開したままにするのはネットワークが生活の一部になった現在、致命的な事です。「de facto standard」とはちょっと意味合いが違いますが、間違った事が常識であると認識されると、それを覆すのに大変な労力と時間、そしてもちろん多大な費用がかかります。

 

 さて、Wikipediaの「MOSFET」の項ですが。こんな記載が見られます。

「線形領域においてはゲート電圧に比例して反転層が厚みを増すため、コンダクタンスがゲート電圧に比例して上がる」

 

 MOSFET の動作時、すなわちチャネルが形成されている時は、半導体表面は強反転状態になっています。この状態....半導体の表面電位がチャネルを形成出来る程度に十分大きい時、「反転層の厚みは、半導体表面電位の増加に対して指数関数的に減少」します。

 実は、Wikipediaを含めた多くのMOSFETの動作原理解説とは逆の動き....つまり、よく見られる「直感的な理解」に反して「表面電位が大きくなると、反転層の厚さ(チャネル幅)は小さくなる」、というのがMOSFETの本当の内部動作です。

 実は動作状態にあるMOSFETでは、そこらへんで説明されている様にゲート電圧とチャネル幅・厚さ(もしくは反転層の~)は比例しません

※「反転層が出来る」のと、「それで動作を開始する」のは間違いじゃ無いのですけどね。

 

 じゃぁどうやってゲート電圧でドレイン電流を制御しているのかというと。

 結果としては「(ゲート電圧に惹かれて)反転層表面に誘導される電荷」によって制御されているのです。

 通路が広がるのではなく、通路に運び手が沢山集まる、っていう言い方が正解ですね。

※もちろんゲート電圧増大に対して反転層の厚みも指数関数的に減少しますので、反転層の誘起電荷量も指数関数的に増大しています。さしずめ、運送業者が狭い通路にすし詰め状態。(笑

(もし必要なら数式入れて解説しますが....htmlで書くのは面倒かも)

 

 何でこんな事が書かれているのかな?と考えてみると、接合型FET(J-FETですね)の動作原理である「チャネル幅の変化でドレイン電流が変化する」というのと、MOSFETが同じだと考えている人がいるからなのかな、と思います。そして、誰かが書いたその資料を孫引きしている他の方たちも、そのまま考察もしてないんじゃないかな、と思います。

 

 ネット社会の怖い部分を垣間見た気がした、とある日、でした。

 


Dec
13
2009
考えない大人、考えない子供
[2009年12月13日 22:51]  非論理
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 面白くない内容が続きます。昨日の続きです。

 

 「考えない」という状態(行為、ではありませんから、ね)が続くと、常識が欠如していきます。何が正しいのか、何が間違っているのか、常識と言われるそれすらもわからなくなります。

 日常の、ちょっとした「間違い」行為も、間違いと思わなくなる訳です。

 

ex. コンビニエンスストアのゴミ箱に、家の生活ゴミを捨てる行為

 確かに法的に拘束力がある犯罪行為ではありません。ですが、迷惑している人....業務廃棄としてゴミ処理を有償負担しているコンビニにとって、許される行為ではありません。

 「迷惑している人がいる」=「いけない事」という「考え」すらしない低脳な人には「ゴミ箱にゴミを捨てて、何が悪いんだ」程度の事なのでしょう。

 

ex. 迷惑行為を見た子供の考え

 病院にいると、待合だけでなく診察室近くまで走り回って騒ぐ子供を見かけます。それも沢山、なのですが、その親は全く止めようとしません(たぶん、「考えない大人」なのでしょう)。聞こえないからと大音量で携帯ゲーム機で遊ぶ子供、そして「使うな!」の掲示を無視して携帯電話を使う大人。

 ここに、1人の子供がいたとします。普段は親御さんから「病院では騒いではいけない」といたとします。でも、そこで見た光景が上記の様だったら?

 

 百聞は一見にしかず、ではありませんが、ダメと聞かされていた行為が平然と行われているのを見た子供は何を信じるでしょうか。

 ダメの理由を自分で考えることの出来ない(だから、子供なのです)のだったら、たぶん見たままの行為が正しい事と思えるでしょう。そこにあるのは「負の連鎖」です。鼠算式に、間違いが連鎖します。

 

 ここで「考える」ことが出来れば「今見ているアレは間違いだ。自分だったらあのような恥ずかしい行為はしない」となるのでしょう。これを「反面教師」といいますが、前提で「考える」事が必要です。間違いを間違いだと認識する必要があるからですね。

 

 

 前回マンガの功罪を書きましたが、これは「直感的に捉えられるという利点の反面、読む人に考える行為を捨てさせる」という事です。上に書いた2つ、正にこの通りだったりします。

 

 本来のマンガは、本質である「物語」を表す手段であったはずなのですが、現在その意味をほとんど持っていません。ライトノベルも、小説の形をとっていながら「小説の特性」である「読者に考えさせる」部分を欠損させたものです。※注

 

 「考えない」という事は「悪いと言われなければ何をやっても良い」ということにもなります。いちいち刑法で「それはダメ、あれもダメ」と書かれていないものは、全てやっても良い事、になります。

 昔、刑法を作った人たちが「常識的にダメな行為」だからと条文にしてなかった行為が、現在では平然と行われて問題になっています。たとえば、こんなこと

 

 そのうち、ありとあらゆる「問題のある行為」をマンガにした「刑法」が、発行されるかもしれません。

 だって、大人と言われる年齢の人間でさえ「考えなくなっている」んですから。成人式で問題を起こす「ガキ共」は、その典型でしょう。

 

※注釈:

 マンガの低レベル化は、大きく二つの要因があると思います。

 1.作者も何も考えていない。

   とりあえず描いてみたので、背景には何も無い、意味もない、というもの。最近の同人が良い例。

 2.商業的理由

   出版社や、作者本人の「金儲け主義」によるもの。例えば「絵が好きだけど、ストーリーが嫌い」「絵が好きだけど、ストーリーも好き」という2グループ、どちらからも支持されたい(=買ってもらいたい)ならどうしますか?

   簡単な方法は「ストーリー」を無くす事です。そうすると「絵が好き」というだけで買ってもらえますからね。

  (とりあえず「エロ」....というか「エロ」しかない同人誌も、同じです。変なストーリーを付けると、賛同しない人には買ってもらえませんからね)

 

 本来であれば、「ストーリーを練り上げて多数の読者を獲得する」のがマンガや小説の本当の価値なのですが、読者投票や売り上げで簡単に連載打ち切りになる様な状況ではそんな悠長な事は出来ません。逆に、書きたいストーリーが完結しても、出版社や関連商品の売り上げの為にズルズルと書き続けなければいけない事もあります。

 

 まぁ「定期的刊行物」にそういった創作物を掲載する行為がおかしいのですけれどね。手を動かせば終わる業務作業などとは違い、物語を創造する行為は、締め切りなんかとは相反するものですから。

 


Dec
12
2009
IT化と、マンガ
[2009年12月12日 23:24]  非論理
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 ベッドに仰向けになると、自力で呼吸が出来ないのは人として如何なものかと最近自分の体に文句タラタラな非論理です。皆さんお元気でしょうか?私は不元気、みたいです。

 年末のイロイロ忙しい時期なのに、仕事やら依頼やらイロイロを片っ端から断ってしまい、申し訳がありません。いつか必ず、何かの形でお返しやらお詫びやら罪滅ぼしをしたいと、考えています。出来れば「精神的」なお返しで済めばうれしいのですが。(笑

 

 さてと、表題の件でお話します。「IT化」と「マンガ」、病院のベッドの中とかでヒマヒマな時間によくよく考えていると、実は密接な関係があることがわかります。

 

〇まず「IT化」とは?

 「IT]の事を今更「インターネット!」なんて言う子はいないと思いますが、正式には「情報技術(InformationTechnology)」ですね。今ではインフラである通信までも飲み込んで「各種情報の収集・加工・通信、保管・共有」を意味します。

 そして「IT化」とは、ITによって既存のシステムを置き換える事であり、例えば「業務のIT化」といえば「ネットワークとコンピュータ処理によって、業務の効率化と低コスト化を図る」ということになるでしょう。

 

 さて上に出てきた「効率化」と「低コスト化」とは具体的に言うとなんでしょうか?

 「効率化」とは「無駄なモノや行動」を省いて行くことです。「低コスト化」は、文字通り「かかる費用を出来る範囲で削減する」ことです。

 

 ここでいきなり結論から言いますと、「IT化」の目的と手段を間違えているケースが多々あります。

 まず「効率化」ですが、例えば電卓で人が伝票計算をしていたものをExcelなどのマクロで一括計算!とか、1人でやっていた打ち込み業務をネットワークで分散させて多人数で処理!などは間違いないと思います。

 

 さてここで、「ワープロ」は「IT化」なのでしょうか?

 (突然、何か文章を書かなくてはいけないとき、ワープロがある場合と原稿用紙しか無い場合を想像してみてください)

 もしワープロがあったら、「とりあえず」思いついた事をパタパタと入力していく人がほとんどだと思います。逆に原稿用紙しか無かったら、「書いては消し書いては消し」では消しゴムカスが出たり原稿用紙がくちゃくちゃになる事を考えて、「とりあえず」は頭の中で文章の推敲を始めると思います。

 という事で、ワープロは「文字入力」の部分に関しては効率化されるのかもしれませんが、文章を書くに当たって一番時間がかかる「推敲」の部分の効率化には全く役にたっていません。逆に「頭で考えない」点、効率が悪くなっている事の方が多いのです。

(打った文字を削除する割合・総時間と、原稿用紙に消しゴムをかける時間、どちらが多いか)

 ここでの間違いは「効率化」を、「人間が考えなくて良くなること」と勘違いしている点です。

 

 同様な事は「低コスト化」でも見られます。

 「人間が考えなくて済む」を「低コスト化だ」とし、結局機械処理したら非効率なんて事は沢山あります。

 

 人間しか出来ないことを「IT化」しようとしても、結局非効率でコストがかかるわけです。

 そして「IT化」とは、「人が考えなくて済む」、という事ではないのです。

 

〇「マンガ」の贖罪

 日本の誇る、と言われる(現状には非賛同です)「マンガ」ですが、ある面は確かに優れていると思います。

 なぜ「マンガ」が子供ウケするのか。それは「直感的に理解出来る」という点です。

 人間は感覚の大部分を視覚に頼っています。目で見た画像情報は大量の情報を一括して入力するという方式では最適なものでしょう。

 そうしても本を読むという行為には、文章で書かれた情景や人の感情の機微を「読者が頭で考える」という行為を強制します。それにはある程度の「経験」が必要ですし、それが少ない子供には「訳がわかんない」となっても仕方が無いことなのでしょう。

 

 ですが、最近のマンガの中には「大量の情報」はあるのでしょうか?

 視覚的な「質」、「迫力」だけ追い求め、その裏にあるストーリーなんて必要無い!という「マンガ」が大手を振って出版されています。

 そして、そういう「マンガ」は「読者が考えなくて良い」というものばかりです。既に「考えるようなことが入っていると人気が無くなる」、という状態なのかもしれません。

 

 以前「マンガばかり読んでいるとバカになる」と言っていた人がいました。当時のマンガであれば「間違い」だったこの意見も、最近のマンガに対しては「間違いない」と言えます。今のマンガは読むことに関して頭を使う必要がありませんから、その背景を想像したり、人物の感情の機微を感じ取ったり....そういう事をする必要がありません。

 

 人が考える事を止めれば、タダの葦、です。人ではありません。ヒトデナシですね。

 

 まぁこの点、描く側も「考えていない」のかもしれません。マンガに限らず、ライトノベルでも「辻褄の合わない」ストーリーが出てきたり、複線等無しで無茶苦茶をしたりと、「思いつき」ばかりが見られます。

 

 

 どちらも、人が頭を使わなくなる、という点で一致しています。そして最近はその風潮が好まれているのは間違いないことです。

 頭を使わない....それは「どうなるか」という事を考察しないことです。「これはどういう意味なのか」。そして「このままだとどうなるのか」。

 

 考えずに突き進んで、失敗したらリセット。もしくは当り散らす子供。

 将来の自分の生活を考えず・省みず、仕事もせずにフラフラ遊びほうける若者。 

 一時の感情で人を傷つけ、殺し、犯罪を犯す人々。

 「誰だってちょっと考えればわかるだろう」と、皆が常識的に思う事ですら、考えなく・考えられなくなっている人がどんどん増えているのです。考えられないような事件を起こす人が、なんと多いことか。

 

 「考える」という事は、人間が人間であるという根本であり、それをしない事は「効率化」なんかではなく「人間を辞める」という事だと思います。

 


Dec
7
2009
なぜ、人は争うのか?
[2009年12月 7日 00:34]  非論理
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 タイトルと想定される内容が著しく不一致、という事を事前に告知します。MEDIOの「宗教戦争」を読んで、ふと気が付いた事をコメント欄に書こうと思ったのですが、あちらは荒れそうな内容なのでこちらにひっそり記します(笑

 

 さて、その日記ですが、記事中に「厨二病」「既知外」との過激な(?)描写がありまして...読んでいて「大丈夫かなぁ」という気持ちと、でもその中に「アレ?」という感じがありました。

 これは、世のプロ(商業誌に記事を書く)オーディオ評論家の方々やネット上に見られる評論サイトの著者を見ていて、さらに先の記事を読んで気が付いた事です。

 それらの評論をしている方々は、たぶんオーディオが「芸術」であり、自分が「芸術家」であると勘違いしているんじゃないかなぁと思います。もちろんそれが自覚された意識でないにせよ、その言動は間違い無く「(自称)芸術家」のもの。

 たぶん音楽を聴いて評論しているので、自分が「音楽評論家」=芸術家と思い込んでいるんでしょうね。 

 

 

 それが本当であれば、機械計測での値などより「芸術家としての自分の感性」しか信じませんし、他の方の正確で理論的な理論ですら、(自分の感性に合わないものだったら)耳に入りませんからね。おそらく正しいのじゃないかな、と思います。

 

 シンセサイザやギター、各種楽器の「音作り」とは違い、オーディオの本質は「Hi-Fi」であることです。それには原音を忠実に再生するという、たった一つの目的しかありません。

 そのためにオーディオ機器がする事は「メディアに記録されているデータを、記録されている通り、何も足さず、何も引かず、そのまま音として再生すること」です。

 

 評論を見ていると、(その....例えばCDの、録音にもともと低音成分が無かったとしても)、再生するシステムが正確な再生をしていても「このシステムの音は厚みが無い」と恥ずかしげもなく平気で書いています。

 逆に、勝手に音を加工(それが回路として意図的なものか、性能の低さが原因かは問わず)しているシステムの音を「重厚な、厚みのある音」とか、恥ずかしげも無く平気で書いてたりします。

 

 上記の例では、先のシステムの方が「Hi-Fi」で性能がよい筈なのに、後のシステムの方が高い評価になる事でしょう。

 

 「音の分解能が~」とか「音の透明感が~」とか、はたまた「音のスピード感が~」と、意味不明な言葉が発生するのもオーディオ評論の特徴です。それらが何を意味しているのかわかりませんが、メディアに記録されている音のデータそのままが再生されているのであれば、その人たちが評論しているのは「オーディオシステム」なんかでなく、「CDの録音」の方なのですよ。

※「~のシステムと比べて」という比較も、メディアの中身を調べなければ「どちらの音が正しい」のかわかりません。まぁそんな人達にとっての「正しい音」とは「原音より低音が出たり、高音が出たり」という「自分の好みの音」なんです、結局。

 ちなみに、オーディオシステムに入ってくる前の音を評ずるのは「音楽家」だと思います。そして彼らは間違いなく「芸術家」です。 

 

 

 写真を捕って、人の肌が緑色になったらだれもがヘンだと思うのに、オーディオ界ではそれでも問題なくまかり通っているから不思議です。

 

 結局のところはMEDIO日記通り、Hi-Fiであることを客観的に評価するには測定器による計測しか方法はありません。オーディオの系は入力と出力の対応1関係だけですから、それの間で歪が発生していないかを測ることで、本当のHi-Fiの性能はわかります。

 途中でのノイズ混入、位相の遅れ等々、足されたり引かれたものがあれば、歪となって間違いなく数値に現れますからね。

※といっても、スピーカーまで含めた系での測定は、測定機器(センサー)の非直線性や再生環境にかなり影響するという難しい部分もあるのですが。

 

 とりあえず、測定結果を信じずに評論している方に、あなた方は間違っても「芸術家」ではありませんよ、と言っておきます。オーディオ機器は「芸術作品」ではなく、「それを再生するだけの機械」、ただそれだけです。 あなた方は音色を評ずる事のある「音楽家(=芸術家)」とは違いますからね。(笑

 

 「オーディオ機器の本質」....原音を忠実に再生するという目的から考えると、オーディオ評論家は、まず「電気・電子機器の性能測定・評価者」....音響工学の技術者になるべきでしょう。

 

 

※最後になりますが、ちゃんとその辺りを分けて書いている人もいます。それは少数ですが、読んでいると「まだまだ勉強がたりないからがんばらなきゃ」と背中を押されたり感謝の気持ちでいっぱい。

 


Oct
7
2009
梟、ではありません
[2009年10月 7日 23:26]  非論理
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 ちょっと書き忘れていた事がありましたので、時間を坂上って....

 

 群馬・長野旅行に行ったMEDIO、つばっちからいろいろ頂いたお土産。その中で。

huku.jpg

 「ふくろうの(着ぐるみ着た女の子の)オルゴール」(左)と、「ふくろうのマスコット」。

 

 

 実は....厳密に言えば、両方とも「耳(羽角)」があるので「ミミズク」ですが。(笑

 

 

 まぁそんな事は置いておいて。オルゴールは音楽(星に願いを)を奏でながら、ゆったり首を振るという、癒し効果抜群の幼じ(Delete

 

 


Sep
11
2009
定義~人間とは
[2009年9月11日 01:15]  管理者
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pomeraでの更新。代理アップ:MEDIO

 

 人間ヒマになるとどうでも良いような事を延々考えるように出来ているらしい。確かに暇つぶしがなくて、自分で自由に動く事も出来なければ「考える」くらいしかやること・出来ることは無いからね。

 先日MEDIOが来てくれた時に話に出たのが「人として、どうよ?」という言葉。その時は何のことは無い、遊び言葉だったんだけど。ヒマになってくると、そんな「どうでも良い事」への考察が始まってしまう。


 さて「人」とは何ぞ?
 類人猿と人間との違いは、よく言われているのは「言語」の使用、という点だろう。多種多様の考えを持つ「人」達が集団で社会生活をしていく上で、意志を伝え、コミュニケーションの手段である「言葉」は絶対に欠かせないものだ。

 

 逆に言うと。

 集団の社会生活を送らなければ「言葉」は要らないのだ。他人と意見をやりとりする必要が無ければ、その手段も必要無いのは誰が見ても明らかである。


 と言うことは。

 引きこもったり、ニートだったり、「社会に対して自ら距離を置く」...他人と言葉を交わすこと、意見のやりとりをする事を避けている「生物」は「言葉」なんて要らないという「人でない」生物なのだ。これこそまさに「人でなし」である。(笑

 


 そうか。長期入院で社会から隔離され、今まさに社会生活への復帰を目指すヤツなんか(^^; は、某妖怪人間と同じ存在なんだな。

 「早く人間になりたい~」って。


 お後がよろしいようで。(ぇ?


Sep
4
2009
コスト~税金が上がる、一つの理由
[2009年9月 4日 11:40]  非論理
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 相変わらず、部屋でゴロゴロ。暇で暇で、やることといえば「くだらないことを考える」だけです。

 

 昨日書いた事に一部繋がる事だけど、「コスト」について書いてみます。

 

 

 頭のおかしいチンピラ兄ちゃん(ヤンキーねーちゃんでも、成金じじぃでも可)が、車の運転中にゴミやらタバコの吸殻を窓から捨てたとします。

 自分でコンビニやガソリンスタンドのゴミ箱に捨てるのが面倒...「自分的なコスト・手間」がかかるから...だという理由でしょうけれど。

 

 ですが、これらの行為には本当に「コスト」がかかっていないのでしょうか。

 

 道端のゴミ掃除は、道路を管轄する自治体...国や都道府県、市町村が「税金」を使って行っています。いや、お金を払って=税金を使って「業者」に行わせている、と言うのが正解でしょう。

 「業者」である以上、利潤・利益が必要なので、「ゴミがある場所へ行く実際の交通費」や、「作業員の実際の人件費」にはちゃんと「余計なお金(業者の儲け)」が乗っています。そしてそのお金はというと、税金で支払われているのですよ。

 

※「捨ててある場所」まで業者が行くには、交通費がかかりますが。捨てる人間にとっては「ついでの場所」なので交通費は0円。これだけでも、わかるものですが。

 

 そう。「道端にゴミを投げ捨てる」行為は、「税金を余計に多く払う」という行為に他なりません。

 

 コンビニやガソリンスタンドに寄ったとき、ついでで自分で捨てれば余計なお金なんてかからないのに、わざわざ業者を雇って余計なお金を払っている事に気が付かない「バカ」が多い訳ですね。

 

 ゴミの投げ捨てが多くなったのは、間違った事であっても「自分さえよければ」と悪い事をする、道徳心・社会性の無さが多くなった「最近の人間」のせいであり、そんな人間を生み続けているから最近はずっと税金は増え続けることになる訳です。

 この話、極論だけど、恐らく間違っていないでしょう。

 

 


Sep
3
2009
都市伝説
[2009年9月 3日 23:46]  非論理
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 友人達が立ち上げてくれたHPですが、今までちゃんとした技術サイトを立ち上げなかった理由、そして立ち上げた理由。それは実は一つのものだったりします。

 

 以前は、自分の意見を世間に知らせるには多大なコスト・手間がかかりました。一番安価なのは「ラジオ番組・新聞への投稿」でしょうか。全く確実性は無いし、自分本来の意趣や主張がぶれる恐れもありますがね。

 じゃぁ自分の意見を堂々というには...新聞広告やラジオ・TVのCMなんて個人で出せる金額では無いでしょうから...大概「多数決」や「金持ち」、「マスコミの支持する」意見に埋没してしまう訳です。

 

 ところが最近のネット社会。繋ぎっぱなし定額であれば一斉発信のメールや匿名掲示板に意見を書くのは手間しか要りません。注目度を計るのは難しいですが、「情報の流布・流通」にコストがかからなくなりました。

 

 そうなると、いい加減な情報も沢山出回る事になります。流通にコストがかからないと、誰も歯止めをかけないからですね。自分が損をしないなら、気にしない。沢山湧き出る温泉の「源泉掛流し」と同じ理屈です。自宅の水道~湯沸かし器のお湯を垂れ流す人はいないでしょう。(笑

 

※CD-Rが一枚¥3000したら音楽CDをコピーする人はいない、という話でも。(笑

 

 嘘でも、捏造でも。情報の出元も、自分の名前が出ないとなると調子に乗ってドンドン垂れ流すのは自明の理。そして今日もまた新しい都市伝説が生まれているのですね。

 

 

 例えば今。「選挙で民主党が勝った。だから○×製薬の株が上がる。おまいら、買ったほうがいいよ」

 「だから」と「理由付け」を付けるだけで、全く出鱈目のネタでも一人歩きします。その情報の真偽を自分の頭で考えない人なら、「だから」という言葉だけで「ちゃんとした理由・理屈がある」と信じてしまうのです。

 

 

 そんな時世の中。HPでも「嘘ネタ」を掲示するところが沢山見られます。もちろん技術ネタだと特に多い。「自分に出来なかったから不可能」とか、「これでうまく行ったので、大丈夫」とか。理屈抜きで嘘を書き連ねる管理人のなんと多い事かと。

 そしてそんな嘘ネタは、コストがかからないからいくらでも広がって行きます。

 

 ここのメンバーも、当初は「自分達がやっている事だけ書くblog」でいいや、とか言っていました。ですが全員が技術屋(ジャンルはまちまちです)なので、やっぱり嘘をほうっておけない性分なのです...嘘を広めてしまうのが怖かったから。そして嘘が広まるのが許せなかったから。

 

 技術屋だからこそ、技術ネタにはしっかりしたウラを取らなくては、と思っています。

 

 

 

 最近だと「夏になると火星が地球に接近して、月と同じ大きさに見える」というチェーンメール。

 これの元ネタだと思われるのは、「数年前の夏の(数百年ぶりの)」火星の大接近。「20倍以上の望遠鏡で見れば」月と同等以上の大きさに見えるという話だと思われます。

 情報が欠如していて、(今年は)事実でもないのに...数年前の夏に有った事という「事実」を「だから」にして...実際の事のように情報がとめどなく流れているのです。

 この情報を停めるには国立天文台辺りが、大量のお金を投入して全国紙や全国放送のTVで本当の事を周知しなくてはダメでしょう。恐らく数億円の予算が必要です。

 



 
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